Cases

株式会社毎日新聞社

株式会社毎日新聞社

この記事をシェア

facebook twitter line

お話を伺った方

株式会社毎日新聞社
代表室委員
兼毎日新聞グループホールディングス経営戦略室委員
高木 諭(たかぎ さとし)様

ーネクスタ・メイシを導入する前(他社サービス利用時)、社内にはどのような問題や課題がありましたか?

2017年より役員や一部の営業担当社員が他社の名刺管理システムを使っていましたが、費用対効果の面で疑問が出ていました。
一人で数千枚の名刺を登録している社員もいたので、名刺整理の負担を軽減するのには役立っていたとは思いますが、一度詳しく調べてみたところ、同僚が登録している名刺情報の閲覧や検索をして営業活動に活かすという本来の目的で利用しているのは数えるほどしかいませんでした。

「もったいないな」というのが率直な印象でした。

ーネクスタ・メイシ導入の決め手は何ですか?(移行への経緯)

第一には価格です。
ネクスタの一人当たりの利用料は従来利用していたシステムの6分の1以下で済みます。

予算の関係もあり、従来のシステムでは限定された一部の社員しか使えませんでしたが、ネクスタなら同じ費用で6倍以上の社員に使ってもらうことができます。
利用する社員が増えれば、共有できる人脈もおのずと広がるわけですから、価格が安いというのはそれだけで大きなアドバンテージになります。

「安かろう悪かろう」ではなかったことも決め手になりました。実は1年前にもネクスタの導入が検討されていたのですが、その時点では読み取りの精度がまだ不十分だったこともあり、見送りになっていました。

その後の短期間で精度は飛躍的に上がりました。
開発の中心にいるインド人エンジニアについては、東日印刷のインターンだったころから知っていますが、彼らの仕事に取り組む姿勢や能力の高さに改めて感心させられました。

これは余談ですが、今回は利用対象を取材記者にも広げました。導入の検討段階では「新聞社として取材源の秘匿は大丈夫か」という指摘もありましたが、共有したくない名刺情報は簡単に非公開にできる機能もついていますので、その点も安心でした。

※ネクスタ・メイシの開発会社。公式サイトはこちら

ー実際にご利用いただいていかがでしたか?(どんな効果がありましたか?)

導入からまだ日が浅いうえに新型コロナウイルスの影響もあり、具体的な効果については分析できていません。
ただ、想定以上だったのは、名刺管理ソフトに対する社員の関心の高さでした。
ネクスタの導入決定と利用促進の案内を社員に一斉メールしたところ、多くの社員がすぐにインストールしてくれました。驚くほどのペースでした。
職種や年齢層、地域に関わりなく、いろんな職場の社員がまんべんなく利用をし始めたのは意外でした。

名刺の整理やメールや電話の発信に使うだけでも負担の軽減になるのは事実ですが、さらに効果を高めるためにどうすればいいか考えていきたいと思っています。

ーネクスタ・メイシを導入し、今後の展望などがあれば教えてください

グループ内の会社が開発したサービスですから、まずはグループ各社に使ってもらい、グループが持つ人脈をネクスタで有機的につなげられればと思っています。

開発グループには「ここを改良してほしい」とか「こんな機能を付けられないか」といった意見も遠慮なく伝え、他には追随できないようなソフトに育ててもらいたいと思っています。
優秀なエンジニアがさらに加わったと聞いていますので、どこにも負けない、便利で、しかもリーズナブルなソフトに進化していけば、それに越したことはありません。

社名株式会社毎日新聞社
事業内容・日刊新聞の発行
・雑誌や書籍の発行
・デジタルメディア事業の展開
・スポーツや文化事業の企画開催、その他各種の事業
設立1872年(明治5年)2月21日
社員数約2,000名
URLhttps://www.mainichi.co.jp/