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株式会社新聞情報社

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お話を伺った方

株式会社新聞情報社
代表取締役社長
内堀 輝彦(うちぼり てるひこ)様 写真右
記者
成澤 喬明(なりさわ たかあき)様 写真左

御社の事業内容をお聞かせください

内堀社長 主に新聞業界向けの専門紙として、1935年に創刊、第二次世界大戦による中断もありましたが、その後復刊し、これまで85年以上にわたり新聞を中心にマスコミ、広告業界の動向をお伝えています。

特に、主な読者である新聞販売店の経営基盤強化の為に役立つ記事づくりを心掛けています。

ネクスタ・メイシを導入する前、社内にどのような問題や課題がありましたか?

内堀社長  古い業界ですし、弊社の社員の平均年齢も上がっていますから、今まで以上に社員は効率よく働くことが求められていました。

また、弊社は新聞社ですので記者が主流です。日本全国にいる記者がそれぞれ取材をし、営業も行っているため、社員が個人商店化しやすいという問題がありました。

成澤のように本社勤務であれば顔も合わすため、行動を把握し情報を共有することができますが、地方の社員はそうもいきません。
社員によっては年に1度しか会わないような者もいましたが、コロナになってからは、気付けば2、3年会っていないなどといったこともあります。

情報の共有化を進めていく必要があると強く感じていました。

成澤 現場レベルでは、とにかく名刺の管理に手間がかかっていました。

交換した名刺に日付印を押して、会社名や業界、業種などで分けてファイリングしていましたが、名刺が溜まるとそれだけで大変な作業ですし、溜まっていく名刺ファイルの置き場にも悩まされていました。

また、常にファイルを持ち歩くわけではないため、出張や取材時など外出先から誰かの氏名や役職を確認する時、不便さを感じていました。

ネクスタ・メイシを導入しどのように変化しましたか?

内堀社長  仕事柄、名刺情報も膨大な量になるため、営業の際など、ここぞという時に限って探している名刺にたどり着けないといったことが良くありましたが、ネクスタ・メイシを導入することでそうしたこともなくなりましたね。
特に、ネクスタ・メイシの検索機能はシンプルで使いやすく、検索エンジンのように複数のワードで名刺を絞り込むこともできるためとても便利に感じています。

成澤 やはり、一番は作業効率の向上でしょうか。

単純なことですが、スキャナーやスマホですばやく簡単に名刺を登録できるため、手作業でのファイリングに比べ圧倒的に手間がかかりません。
これまでは名刺を見て手入力で行っていた郵便物の宛名ラベル作成のような作業も、登録した名刺情報から簡単に行えるので、ずいぶんと楽になりました。

もちろん、情報共有においても有効ですね。

特に、共同取材における(本社と支社・支局などの)連携がとりやすくなりました。
これまでは、取材対象の基本情報である名刺をコピーし(本社と支社・支局間で)ファクスするというやり方でしたが、今では名刺のURLを共有するだけで済みます。

さらに名刺にメモ書きを残すことができるので、事前に抑えておきたい情報はすべて共有することができます。

ネクスタ・メイシの優れている部分や気に入っている機能などありましたら教えてください。

内堀社長  機能というわけではありませんが、取り込んだ名刺がすぐ反映される点が良いですね。
他社サービスでは(オペレーターによる入力補正があるため)反映までに時間がかかることがありますが、ネクスタ・メイシはすぐに反映されるので、メールや電話、Googleマップでの住所検索など、すぐ利用できます。

入力補助(名刺を登録した際、入力内容を修正すると次回の登録から候補として表示されるようになる)も便利です。例えば、新聞販売店など社名(○○新聞○○店)と屋号(○○新聞舗など)が異なるケースでは、わかりやすくするために両方を併記するように心掛けていますが、この補助機能のおかげで2回目以降の登録の手間が省けています。

また、読み取りの精度もどんどん向上しているように感じます。難しい漢字もちゃんと読み取ってくれて感心しています。

成澤  私は「安心して利用できること」これに尽きます。
これまで他社製の無料アプリを使用したことがありますが、個人情報の観点から、登録した名刺をオペレーターが介在して補正するような仕組みに不安を感じていました。
名刺をアプリに登録すると、交換相手に(アプリの)利用を勧めるメールが届くようなものがありますが、そのようなメールが送信されたら信頼関係を築く上でもマイナスになってしまいます。もちろん、送信されないように設定することも可能ですが、そんな仕組みはないに越したことはありません。
その点、ネクスタ・メイシは安心して使えますね。

ネクスタ・メイシ導入の決め手は何ですか?

内堀社長  今後、少子高齢化も進み労働力が不足していく中で、これまでのような人数、体制での仕事を維持するのは非常に難しくなっていくと考えています。ですから、アナログ管理して手間がかかっている部分を省力化、省人化することで、そうした労働力不足に備える必要があると感じています。

また先ほども申し上げた通り、コロナによって情報の共有化の必要性を強く感じたこともきっかけです。

成澤  これからの時代は「時間を生む」というものに対する価値が非常に高くなっていくと考えられます。
そして、仕事を効率化させてくれるネクスタ・メイシはまさに「時間を生む」ツールと捉えることができます。

国連の人口推計を見ると2050年の日本の生産年齢人口は総人口に対して50%程度になるとされています。つまり、労働の中心的な担い手となるのは、国民の二人に一人という時代がやってきます。
そんな中、企業がこれまで通り縮小せずに業績を維持、向上させるためには、業務の省力化や省人化は必要不可欠です。

どの企業もネクスタ・メイシのようなツールが必要になる時代が来ます。

現場で実際に利用している身としては、1ユーザーあたり月額税込660円というお手頃な価格でありながら、ネクスタ・メイシで得られる業務の効率化を考慮すると、費用対効果の点で非常に優れていると感じます。

これからの時代に不可欠な「時間を生む」ツールでありながら、費用対効果に優れているのであれば、それを利用しない手はないと思います。

社名株式会社新聞情報社
事業内容新聞発行、雑誌その他の刊行物の発行、広告代理業、広告制作 など
創業・1935年2月創刊
・1946年 復刊・第3種認可
設立1955年
URLhttp://www.shimbun-joho.co.jp/