<写真は月間バスケットボール>
B.LEAGUE開幕
FIBAバスケットボールワールドカップ2023で男子日本代表「アカツキジャパン」が48年ぶりに自力でオリンピック出場権をつかみ取り列島が歓喜に沸きました。
バスケットボール界にかつてないほどの注目が集まる中、10月5日(木)B.LEAGUE 2023-24 SEASONが開幕しました。
スポーツにピッタリな冷感タオルはこちら
東京ユナイテッドBC最多入場者数更新
名刺管理システム「ネクスタ・メイシ」を開発・販売する東日印刷株式会社(以下TONICHI)が本社を構える東京ベイエリア(江東区)をホームエリアとする東京ユナイテッドバスケットクラブ(以下TUBC)のB3リーグ参入2シーズン目もスタートしました。
TUBUのホーム開幕戦、10月14日(土)に有明アリーナで行われた鹿児島レブナイズ戦の入場者数は「10,358名」でクラブ主管試合としてB1、B2、B3リーグの最多入場者数を更新しました。
イベント・展示会にピッタリな電照布看板「ルーファス」はこちら
今回の最多入場者数更新は、江東区に在住・在学・在勤の4,000名を無料招待するなど事前の集客施策が奏功した結果でもあります。
プロスポーツの収入源は、放映権、スポンサー、チケット売上、グッズ売上、ファンクラブ、スクールなどを挙げることができます。放映権のないTUBCは、スポンサー、チケット売上、グッズ売上、ファンクラブがメインになります。高級レストランのランチが単価の高いディナーに来てくれる客を捕まえるための「お試し」であるのと同様に、ホーム開幕戦に無料招待で集まったライトなファン(潜在顧客)を、チケットを購入して応援に駆け付けたり、会場でグッズを購入したり、ファンクラブに入会したりする熱狂的なファンへと取り込むことができるかが、TUBCがクラブ理念「MAKE:UNITED(バスケットボールやエンターテイメントを通じて新たな出逢いを生み出し、グローバル都市TOKYOにあたらしい人と人とのつながり(コミュニティ)を生み出す)」ためのカギとなります。
スポーツによる地域活性化
スポーツによる地域活性化の視点でTUBCを捉えると、有明アリーナでの試合後、飲食店はアリーナ周辺にはなく、大型商業施設でともにオフィシャルパートナーに名を連ねる徒歩5分の「有明ガーデン」内、または徒歩だと15分かかる「ららぽーと豊洲」内及び豊洲駅周辺にしかありません。地元地域の経済波及効果のためにもチケット半券提示で〇%割引などスポーツ観戦後の飲食需要の喚起が求められます。
また、公式戦は木曜日と金曜日、土曜日と日曜日など2日連続して行われるため、相手チームの応援団や遠方からのファンには飲食・宿泊が伴います。スポーツツーリズム(スポーツを見に行くための旅行およびそれに伴う周辺観光や、スポーツを支える人々との交流などスポーツに関わる様々な旅行のこと)として、試合の前後の時間帯で江東区内の「豊洲市場」や「キッザニア東京」、「日本科学未来館」といった観光施設、深川不動堂と富岡八幡宮という由緒ある寺社近くの「深川仲町通り商店街」や昭和の雰囲気を色濃く残す江東区随一の「砂町銀座商店街」といった商店街巡りを併せて楽しめる仕掛けができればさらなる経済効果が期待できるはずです。
TUBCのさらなる躍進に期待し、「青援」を送り続けたいと思います
(中小企業診断士:平野邦久)
※TUBCマスコット「ユナイト」と記念撮影している「ネクスたん」は、法人向け名刺管理システム「ネクス・タメイシ」の公式キャラクターです。