年賀状は、新たなる一年の訪れを祝い、日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちを込めて、自分の近況報告とともに相手の幸せを願う日本独自の習慣の一つです。
年賀状の歴史は古く、10世紀の平安時代までさかのぼります。
平安時代の学者である藤原明衡がまとめた日本最古の書簡文例集「明衡往来(めいごうおうらい)」に年賀の手紙の例文が取り上げられていることから、この頃には少なくとも貴族階級の中には、離れたところにいる人への「年賀の書状」が広まっていたと考えられます。
中世・戦国期を通じ「飛脚」制度が徐々に確立してくると、一般の書状はもとより、年賀のための書状も多くなっていったと考えられています。戦国大名が賀詞を述べた書状も多く残っています。
江戸時代に入ると、街道の整備とともに「飛脚」制度がさらに充実していき、武士階級だけでなく庶民が手紙を出すことが普通になっていったと言われています。
2020年は、世界中の人々が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けました。外出自粛のため会いたい人に会うことができず、もどかしく感じた方も多いのではないでしょうか。
「ここ数年、年賀状は出していない・・・」「SNSで済ませていた・・・」という方々の中にも、コロナ禍の今だからこそ、相手の状況に合わせたちょっとしたメッセージを添えた年賀状で新年の挨拶を贈ろうとしてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
個人間の年賀状が大切な人たちとのコミュニケーションツールであるのと同様に、ビジネス年賀状には取引先やお得意様との関係を円滑に保つ役割があります。
Web会議やテレビ電話などのツールが発達した時代にあっても、ひと手間かけた手書きの文字を目にすると心が温まるものです。新型コロナウイルスの感染拡大防止で、非対面型の会議・商談・セミナーなどが増えているいまだからこそ、親しくしている取引先や贔屓(ひいき)にしてくれているお客様にはぜひ手書きの一言も添えるようにしたいですね。
さて、年賀状の裏面をいつもよりちょっと手の込んだ感じで仕上げるならば、表書きはできるだけ簡単に作成したいものです。
「ネクスタ・メイシ」であれば、ご利用の年賀状ソフトのフォーマットに合わせて、登録した名刺情報から年賀状の住所録をCSVデータとして簡単にエクスポートすることができます。
忙しくなる年の瀬にかけて、「ネクスタ・メイシ」をご利用になって効率よく年賀状を作成してはいかがですか。
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