ネクスタ・メイシは11月7日にバージョン4.11.0、11月21日にはバージョン4.12.0と、短期間で2度のアップデートを実施しました。
すでにネクスタ・メイシをご利用いただいているお客さまをはじめマーケットからの声をもとに、主に営業支援機能を強化。
お客さまの声に対してスピーディーに機能改善、強化を実施する「小回りの利く対応」もネクスタ・メイシの特長の一つです。
平均すると、実に1カ月に1度のペースで実施されているアップデート。
実際どんな点が改善、強化されているのでしょうか。
今回は11月に行われた2回のアップデートから営業シーンで役立ちそうな2つの機能をご紹介します。
社内の人脈共有に加え、親交の深さまで可視化
ある特定の人物と社内の複数人が名刺交換した場合、クラウド上で共有される(その人物の)名刺情報には、名刺交換した社員の氏名が表示されます。
社内の人脈を可視化する名刺管理アプリ特有のこの仕組みが、11月7日のアップデートでさらに強化されました。
これまでは氏名のみが表示されていましたが、これに加え、同一人物の名刺を複数枚所有している場合(複数回名刺をアプリケーションに取り込んだ場合)所有している名刺の枚数が表示されるようになりました。
所有名刺枚数が多い=訪問(面会)回数が多い=つながりが深い
と捉えることができます。同一人物の所有名刺の枚数はその人物とのつながりが深さに比例するということです。
上の写真を例に説明します。
水上達也さんはある企業の財務担当の執行役員で製品購入におけるキーマンです。
さらなる取引拡充を狙い水上さんにアプローチしようと考えていますが、社内の誰を通じてアプローチするべきか悩んでいます。
そんな時は、水上さんの名刺を見れば一目瞭然です。
水上さんと名刺交換した社内の人間は複数いますが、中でも岩本好司さんの所有名刺が8枚と最も多く、水上さんと最も親交が深い社内の人物は岩本好司さんであると推測することができます。
水上さんにアプローチするのであれば岩本さんを通じて行うのが良いと判断することができます。
タグの階層化が実現し名刺情報をより細かくグループ化することが可能に
ネクスタ・メイシでは、アプリケーションに名刺を取り込むと、企業や団体ごとに名刺をグループ化し、簡易的な組織ツリーまで自動で生成してくれますが、タグ機能を使うことにより、企業や団体に関わらず任意のグループとしてまとめ上げることができます。(タグを用いた名刺管理アプリの活用例はこちら)
11月21日に行われたアップデートではこのタグ機能が強化され、最大3段階までタグを階層化することが可能になりました。
タグの階層化でできること
タグの階層化が可能になったことにより、顧客情報をより細かく管理することが可能になります。
例えば、交換したお客さまの名刺を
- 業界
- 新規 or 既存客
- 商談のステータス
など複数の要素で分けグループ化し、それらを階層化(入れ子に)するには
A業界/新規(既存)/商談のステータス
B業界/新規(既存)/商談のステータス
・・・
などとタグ付けします。
タグとタグの間に「/(半角英数のスラッシュ)」を挿入することにより前後のタグが階層化される仕組みになっています。
また、上記のタグをそれぞれ
- A業界
- A業界/新規(既存)
- A業界/新規(既存)/商談のステータス
- B業界
- B業界/新規(既存)
- B業界/新規(既存)/商談のステータ
などと細かくタグ付けしておくと、各階層ごとに名刺が何枚あるかを確認することができるため便利です
上記のようにタグ付けすると、タグの一覧画面では下のようにプルダウンリストとして表示されます。
①一覧には一番上の階層であるA業界タグ、B業界タグが表示されます。
②それぞれの業界タグをクリック展開すると、今度はその下の新規タグ、既存タグが現れます。
③さらに、新規・既存タグをクリック展開すると、最下層に商談のステータスを示すタグが表示されます。
前述の通り、細かくタグ付けしておけば、上図のように各階層の名刺枚数も確認することができます。
なお、ここでは人物ごとではなく企業ごとにタグ付けを行なっています。
企業ごとにタグ付けをしておけば、後で報告や分析にも活用することができます。
例えば
「提案、見積提出」している企業が現在何社あるか調べたい
などといった時は、
タグに従い、B業界の既存客に1社、A業界の新規客に2社あることがわかります。
また、
現段階での成約率を知りたい
という時は、下図のように、全体のアプローチ数に対し、受注、契約が何社あるかを確認すれば良いわけですから
A業界とB業界合わせ6社のアプローチに対し、受注、契約社数は3社となるため
3/6 = 0.5
つまり、成約率は50%であることがわかります。
さらに、成約の決め手やポイントなどをメモ書き機能を活用し残しておけば、受注、失注の要因分析も同時に行うことができるため、営業支援ツールとして活用することが可能になります。
まとめ
今回は11月に行われた2回のアップデートでパワーアップした2つの機能を紹介しました。
他にも様々な点が改善、強化されています。詳しくは下記のリリース情報をご覧ください。
ネクスタ・メイシでは、
「これまでなかった機能が数カ月後に実装」
などといったことも決して珍しいことではありません。
名刺情報を共有することによりその資産価値を高めるだけでなく、作業効率を向上させながら新しい働き方への対応もサポートするネクスタ・メイシは、「ただ名刺を管理するだけのアプリケーション」から包括的なソリューションツールへと日々進化を続けています。
無料トライアルでは全ての機能をお試しいただけます。
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オンライン名刺交換機能が追加されました
ネクスタ・メイシにオンライン名刺交換機能が追加されました。
非対面でも誰でも簡単に名刺交換することができます。
ネクスタ・メイシは「withコロナ」時代の新しい働き方をサポートします。