10月に入り、さわやかな秋晴れに心地よい風を感じ、身体を動かしてみたくなった方も多いのではないでしょうか。「スポーツの秋」と言われるように、夏場のうだるような暑さや、思わず身体を縮めてしまう冬の寒さを考えると、日差しが和らぎ、過ごしやすい気候になる秋はスポーツにピッタリですね。
そこで今回のコラムでは、市民スポーツを代表する「ジョギング」と「軟式野球」の用具の進化と、効率的なエネルギー補給にオススメの清涼飲料水についてまとめてみました。
最新テクノロジーで目指せサブフォー
2020年はランニングシューズにおいて大きな転機となった年でした。
ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライシリーズ」を履いた選手が記録を続々と更新し、大会で上位を占めました
正月の箱根駅伝でも8割以上の選手が使用し、7つの区間新記録がでる超高速レースになりました。
一連のランニング動作で発生する最も大きなエネルギーは、着地時に起きる重力エネルギーです。
シューズミッドソール内にカーボンプレートが埋め込まれた厚底シューズは、着地時のカーボンの跳ね返りによって前方への推進力を生み出しています。
この推進力により、一歩あたりのストライドを伸ばしてタイム短縮につなげているのです。
世界陸連が出した「反発力を高めるプレートは一枚まで」「靴底の厚さは四センチ以下」「一般に市販されているもの」という新ルールに則り、どのランニングシューズメーカーも「厚底+プレート」のランニングシューズを発売することになったため、今やトップランナーは、厚底を履きこなすことが勝利の「前提条件」になりつつあり、それは市民ランナーにも波及しています。
身体が固定された状態でカーボンが伸縮したほうが、重力エネルギーを効率的に推進力へと変換できるため、厚底を履くランナーに必要とされる着地時に身体を安定させるテクニックを習得することが必要になりますが、トップアスリート向けのナイキズームヴェイパーフライを市民ランナー向けに調整した普及版モデルである「ナイキズームフライ」を身にまとえば、マラソンを始めた人の最初の壁、もしくは最初の目標とされる「サブフォー(4時間切り)」にグッと近づくことができるのではないでしょうか。
ビヨンドマックスであなたも強打者
約20年前まで、ゴム製のボールを使う軟式野球は、バットでボールを捉えた際にボールが変形しやすく飛距離が出にくいことから、技術レベルが上がれば上がるほど投手戦になりがちな投高打低の競技でした。
そんな中、2002年にミズノから発売されたバット「ビヨンドマックス」は、打球面にエーテル系発砲ポリウレタン(耐久性に優れるウレタン樹脂)を使用し、変形しやすい軟式ボールを、柔らかな打球面で捉えることで反発係数を向上させ、飛距離を大きくアップさせることに成功し、当時の軟式野球界に衝撃を与えました。
登場当時は、ビヨンドマックスを持ったバッターが打席に入ると、相手キャッチャーが外野手の守備位置を下げるために「バッター、ビヨンド!」と大声で伝えるのがお約束でした。
その後も、素材変更による反発係数の向上や、パワーヒッター向けにバット先端に重心を持たせたトップバランスが発売されるなど、昨年末に発売された最新作「ビヨンドマックスレガシー」まで進化を続けています。
一方で、軟式ボールは2006年の規格変更でデザインが大きく変わり、それまでボール表面についていた凸凹が無くなりました。
直径や重さ、反発力に関しては旧規格のボールと変化はありませんでしたが、縫い目が高くなり、直球の伸び、変化球の曲がり具合が増加しました。表面の凸凹がなくなったことでボールの空気抵抗が少なくなり、従来に比べて飛距離が約10%アップしました。
さらに2017年の規格変更では、一般向けのM号は従来に比べ2ミリ大きく、3グラム重くなりました。ボールが固くなり変形しづらくなったことでさらなる飛距離アップに寄与しました。
以前は投高打低の競技だった軟式野球は、バットとボールの両面で進化が進んだことで打高投低の競技へと変貌を遂げたのです。
現在、軟式野球界においてもっともレベルの高い権威ある大会である天皇賜杯が10月16日(金)から東京都で開催されます。都内各球場で、大きな放物線が描かれることでしょう。
効果的な栄養補給に
スポーツの秋を満喫する上で、運動中、運動の合間の効率的なエネルギー摂取にオススメなのが大正製薬の「リポビタンゼリー for Sports」です。
脂質ゼロでお手軽におにぎり約1個分(200kcal)のエネルギーを補給できます。すっきりとしたマスカット味で、常温でも冷やしても美味しく飲むことができます。
エネルギーの源クエン酸に加え、ビタミンB1・B2・B6を素早く摂取することができます。
ビタミンB群は体内でエネルギーを作り出す「エネルギー代謝」に欠かせない栄養素です。私たちの身体は、食べ物に含まれている糖質・脂質・タンパク質の3つの栄養素から身体を動かすエネルギーを取り出していますが、これらの栄養素から充分なエネルギーを作り続けるためにはビタミンB群の働きが非常に重要となるのです。
ビタミンB1は、糖質の分解を助ける働きがあり、食べ物に含まれる糖質からエネルギーを作り出すために必要とされます。
ビタミンB2は、脂質をエネルギーとして使うために必要とされます。
ビタミンB6は、約100種類もの酵素の補酵素として働きます。酵素は細胞内に存在するタンパク質の一種で、呼吸や消化など生命活動に必要な様々な体内の化学変化に関わります。補酵素は単体では十分に作用しない酵素を活性化する物質のことです。
その一瞬にすべてを出し切り、自身のパフォーマンス向上のために、リポビタンゼリーforSportsで、効果的にエネルギーを摂取しましょう。
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