お話を伺った方
千代田ビル管財株式会社
新規事業開発室 業務推進部
坂本 丞(さかもと たすく)様
御社の事業内容をお聞かせください
弊社は1965年設立のビルメンテナンス会社です。
「皆様へのご奉仕を第一に心がけ、優秀な技術と誠実な作業による、経済的な維持管理」
を創業当時からのモットーとし、設備機器の運転・調整・修理から、衛生管理、保安警備、清掃管理業務、サービス業務などビルに関わる総合管理を行っています。
現在、空港ターミナルや日本を代表するランドマークビル、流行の発信地として有名な商業施設など日本全国で様々な施設の維持管理を行わせていただいております。
また、新しい取り組みとして、都市内の道路、橋、トンネルなどといった社会インフラの点検・診断業務や、「ポリウレア樹脂」という防水・防食に優れたライニング材(吹付け塗装などで使用)の販売を中心に、ポリウレア施工や同素材を活用した二次製品の開発・製造など、多様なサービスを提供させていただいています。
ネクスタ・メイシを導入する前、社内にどのような問題や課題がありましたか
以前は、名刺管理サービスを導入していなかったため、管理は各個人で行っていました。
営業のように頻繁に名刺交換する職場では、保有する名刺の数も膨大な量になるため、名刺管理は煩雑化し(管理のための)手間や時間ばかりがかかっていました。
管理がうまくいっていないと、今度は必要な場面ですぐに顧客情報にたどり着けないなどといったことが起こります。名刺がどこにあるかわからず、オフィスや外出先で必死になって探すなどといったこともあったようです。
また、名刺というせっかくの「人脈情報」も、管理を個人に任せにすると「属人的な情報」になってしまいます。
ネクスタ・メイシを導入する前は、社内の誰がどの企業と繋がっているか把握することは難しく、名刺を企業の大切な資産として十分に活用できてるとは言えない状況でした。
ネクスタ・メイシを導入しどのように変化しましたか?(どのような効果がありましたか?)
一番はやはり業務の効率化でしょうか。
ネクスタ・メイシを導入したことで、まず名刺を探す手間というものがなくなりましたし、名刺に関する無駄な確認作業も減りました。
例えば、営業が持っている顧客情報を管理部門で必要とすることがありますが、各自が検索すればそれで済むため、手を止めてわざわざ担当者に確認する必要がありません。
ユーザーであればどこにいても名刺情報にアクセスできますし、必要な時に必要な情報を得ることができます。
さらに、社内の誰がどの企業と繋がっているか一目で確認することができます。
ネクスタ・メイシは営業的な側面においても有効であると言えます。
また、名刺情報を一元化することで管理の効率化が進み、社員一人ひとりが名刺管理に手を煩わすこともなくなりました。
ネクスタ・メイシ導入の決め手は何ですか?
価格もありますが、一番の決め手は機能も操作性もシンプルだったという点です。
他社の名刺管理サービスを見ると、ニュース配信やチャット機能など単なる名刺管理の枠を越え様々な機能を搭載しているようなものがあります。
社内で他にツールを利用していないような会社であれば、多機能なサービスも良いかもしれませんが、名刺管理以外にもツールを利用している会社にとっては過剰機能となってしまうことがあります。
例えば、弊社では専用のチャットツールを導入していたため、名刺管理にチャット機能は求めていませんでした。
導入の目的はあくまでも名刺管理の効率化と共有です。
また、機能が増えることで操作が複雑化することも危惧していました。
弊社は社員の年齢層も幅広く、ツールを選定する上で「使いやすさ」は大切なポイントになります。
誰でも簡単に名刺を登録できて、全ての機能を使いこなすことができるのが理想です。
これは名刺管理に限ったことではありませんが、ツールを導入する際、担当者を最も悩ませるのは費用対効果です。つまり、導入から活用までの流れがスムーズにいくどうかという点が非常に重要になります。
他社のように名刺管理以外にもたくさんの機能があり導入費用やランニングコストが高いシステムは必然的にハードルも高くなるため、担当者としては不安に感じてしまいます。
ネクスタ・メイシは名刺管理アプリとしての必要機能が備わっている上シンプルで使いやすく、導入費用、ランニングコストいずれの点でも他社を下回っています。
そうした点が弊社のニーズに合っていました。
また、システムに関する疑問点など質問させていただいた際、担当の方の対応が非常に丁寧であったため安心して導入に踏み切る事ができました。
ネクスタ・メイシの優れている部分や気に入っている機能などありましたら教えてください。
基本的な機能ですが、個人的に最も気に入っているのはOCR機能です。
これまで手動入力していたような顧客情報もOCRのおかげで簡単にデータ化することができます。
また、誤字など確認は必要ですが、登録情報がすぐに反映される点も実用的に感じます。
他社のサービスのように完全データとして反映されるまでに時間がかかってしまうと、登録した名刺データをすぐに活用することができないからです。
他にも、ネクスタ・メイシでは社内の数人が同じ名刺を所有している場合、それぞれ所有枚数が表示されます。地味な機能ではありますが、つながりの深さを判断する上で役立っています。
社内では、電話やメール送信、住所情報から地図アプリの立ち上げなど、実務に役立つ機能がよく使われているようです。また、モバイルアプリをインストールすると名刺を登録している相手からの着信の際、端末に名刺情報が表示される点もありがたいですね。
導入当初はツールが社内に浸透するか不安もありましたが、結局のところ、使ってみて便利に感じると、名刺の登録も進むようです。
トライアルに始まり調査や検討を重ねた上で導入するツールですから、社内で活用が進むことが、担当者にとっては何よりも嬉しいことですね。