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四季のある国として海外からの旅行者などを魅了してきた日本ですが、近年では、地球温暖化などによる気候変動により「二季」化が進んでいます。
春や秋などの「過ごしやすい季節」はどんどん短くなり、逆に夏と冬は長くなってきています。
特に、夏の暑さは数十年前とは比べ物にならないほどのレベルで、最近では35度以上の猛暑日が連日続くことも珍しくなくなりました。
2021年から「熱中症警戒アラート」も運用を開始、「外出を控え涼しい場所で過ごしましょう」などといった自治体放送を耳にしたこともあるのではないでしょうか。
スーツを着て一日中外を駆け回る営業職や外回りのビジネスマンにとってこの季節は、熱中症のリスクも高まる季節です。そんな中、少しでも熱中症リスクを下げ、快適さとパフォーマンスを維持するために、工夫された「納涼グッズ」の需要が近年急増しています。
今回は、実際に使ってみて効果を感じやすい、営業職や外回りビジネスマン向けおすすめ納涼グッズを厳選してご紹介します。仕事の効率アップにもつながること間違いなしです。
ネッククーラー(冷感ネックリング)
今や夏の定番アイテムと言える「ネッククーラー」は、首元を冷やすことで体温の上昇を抑える画期的なアイテム。28℃以下で自然凍結するタイプや、USB充電式冷却ファン付きなどバリエーションも豊富なのが人気の秘密です。
中でも、最近特に注目を集めているのが「PCM(相変化材料)」を使ったネックリングです。
冷蔵庫や冷水に入れなくても、エアコンの効いたオフィスやカフェで数分置いておくだけで再冷却されるため、外回りの合間でも手軽に使えます。
おすすめポイント:
- 再使用が簡単
- 首元を冷やすことで熱中症予防にも有効

ハンディファン(携帯扇風機)
小型で持ち歩きが簡単な「ハンディファン」はビジネスシーンのみならず夏のレジャーなどで欠かせないアイテム。最近は街中でも携帯する人をよく見かけます。
最新のモデルは静音性に優れ、風力調整も細かくできるため、屋外だけでなく電車など公共交通機関の中や会議前の待機中でも使用可能です。
また、首掛けタイプや折りたたみ式、USB充電対応で長時間使用可能など様々なモデルがあり、用途に応じて選ぶことができます。
おすすめポイント:
- 強力な送風でどこでもすぐに涼感を得られる
- コンパクトで持ち運びしやすい
- モバイルバッテリーとして使えるモデルもあり

冷感インナーシャツ
スーツの下に着るシャツも、夏場は機能性を重視して選びたいところ。
最近では、接触冷感・吸汗速乾・通気性などを兼ね備えた高機能インナーが多く登場しています。
たとえばユニクロの「エアリズム」やワークマンの「冷感クールコア」などは、肌に触れた瞬間からひんやり感があり、汗をかいてもすぐに乾くので快適さを長時間キープすることができます。
おすすめポイント:
- 速乾性が高く通気性もも良いため汗ジミを軽減
- 肌触りが良く着心地も◎
- 一日中着ていても臭いが気になりにくい抗菌仕様も

汗拭きシート、冷感スプレー
外回りの合間にさっと汗を拭き、リフレッシュできるアイテムとして、汗拭きシートは営業職のビジネスマンにとってはもはや必需品と言っても過言ではありません。
特に首元や脇など体温の高くなりやすい部分に使うと、ひんやりとした爽快感を得ることができます。また、スポーツシーンにおいても利用される冷感スプレーは熱中症対策にも有効です
メントール配合のものは香りも爽やかで、汗臭対策にも効果的です。
納涼グッズでありばがら、営業先に向かう前のエチケットとしても活用できます。
おすすめポイント:
- 手軽に使えて持ち運びやすい
- 清涼感と同時にニオイケアにもなりエチケット&マナー対策にも
- コンビニやドラッグストアなどで手軽に入手可能

折りたたみ日傘
最近では男性の間でも利用者が増えているのが「折りたたみ日傘」です。
直射日光を遮ることで、体感温度を3〜5℃下げてくれるだけでなく、日焼け対策としても有効。
ビジネスマンならではの半袖焼けなど部分焼けやシミの予防などにもなるため中高年の方はぜひ利用をお勧めします。
雨傘との兼用タイプであれば、急な夕立にも対応できて安心。
黒やネイビーのシンプルなデザインを選べば、ビジネスシーンにも違和感なく使えます。
おすすめポイント:
- 暑さ対策だけでなく、日焼け、シミ予防として◎
- 雨傘としても利用可能
まとめ
外回りのビジネスマンにとっては悩ましい問題である夏の暑さも、適切な納涼グッズを活用することで、熱中症対策や快適さを得るだけでなく営業パフォーマンスの向上に役立ちます。
また、訪問する上でのマナーを考えれば、暑さ対策として納涼グッズを活用することで、汗や匂いなどを軽減し、訪問先の顧客に対して清潔感や好印象を与えることができます。
これからますます厳しくなる夏の暑さ。
熱中症対策として、マナー対策として、今回ご紹介した納涼グッズを活用してみてはいかがでしょうか。